治験って知ってる?

治験(臨床試験)とは?

お薬の候補が医薬品として認められるため、お薬としての効果と安全性を調べる臨床試験のことを「治験」といいます。
会社員・OL・自営業・主婦・学生・定年後の方など皆様のご参加で、多くの人々が救われる身近でとても社会貢献度の高いボランティアです。

参加される方の健康度によって対象となる治験のタイプが異なります。
健康な方から患者さんまでご参加いただけます。

健康な人: 新しいお薬・ジェネリック医薬品の安全性試験(入院タイプ)
患者予備軍: 健康食品・サプリメントのモニター
患者さん:新しいお薬の効果を確認する試験(通院タイプ)

治験参加の基本条件

参加条件は実は試験ごとに大変細かく設定されております。
電話問診時に参加をお断りするケースもありますのでご了承下さい。
尚、試験一般の基準として下記の方は参加出来ません。
①過去に大きな手術歴のある方
②ここ一年で喘息の既往のある方
③薬物アレルギー、食物アレルギーのある方
④大きなタトゥーのある方
⑤先天的異常のある方
⑥現在歯の治療を行っている方(痛みはないので未治療の場合も順位は低くなります)
⑦ヘルニアの方
⑧偏頭痛のある方
⑨普段お薬を使用している方
⑩難聴の方
⑪口元にピアスをしている方(飲み薬の吸収に影響あり)
⑫歯の矯正を行っている方(飲み薬の吸収に影響あり)

治験ボランティア治験バイトではありません。ご理解をお願いいたします。

治験参加のメリットとデメリット

メリット
新しい治療方法が受けられます。
専門医師による診察とアドバイスが受けられます。
定期的にご自身の健康状態をチェックできます。
治験参加による負担を軽減する目的で、治験協力費(謝礼)が受取れます。

デメリット
通院や検査のために時間の調整が必要になります。
食事制限、運動制限等が必要になります。
副作用の可能性を完全否定することはできませんが、生じた場合は適切な治療と保証が受けられます。
プラセボ(偽薬)の場合があります。

負担軽減費が受け取れます

治験は報酬ではなく負担軽減費という名称で受け取れます!
治験に参加するとボランティアは交通費がかかったり、会社を休んだりする必要があることから、ボランティアの経済的負担を減らすために設けられた制度で、謝礼や経済的メリットを目的とはしていないため負担軽減費(協力費・謝礼などとも呼ばれています)などと言われています。
あくまでもボランティアの不利益面を救済する目的なので、治験バイト、治験アルバイト、新薬アルバイト、高収入アルバイト、高額アルバイト、新薬モニターなどと言って参加者募集を実施しているところは、この負担軽減費を報酬と偽りアルバイト代などの名称で参加者募集を行っています。
そのようなサイトからの申込みには十分に気をつけてください。

治験の参加方法は?

治験ボランティアを募集しているサイトがいくつかあるので、そこに登録をして参加するのがスタンダードです。ほとんどのサイトが無料で登録が可能です。下記が治験ボランティア募集サイトです。

メディカルボランティアネットワーク
・VOB
・JCVN
・生活向上WEB

自分の生活スタイルに合わせて治験ボランティアを検討してみてください。

最新の健康の方が参加できる試験をピックアップしておきます。

No.1266 健康男性試験【入院】治験☆20~44歳 4泊2回+通院12回

[参加条件]
・20~44歳の日本人男性のみ
・BMI18.5~24.9(50㎏以上)
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
・禁煙者及び健康診断2日前~健康診断終了、10/17~11/3、11/21~12/8まで禁煙出来る方
・9/20以降処方薬、市販薬を使用した方は参加不可
・その他は問い合わせ

[実施施設]
東京の医療施設

[治験・臨床試験期間]
【4泊2回+通院12回】
入院:10/18(木)~10/22(月)
通院:10/23(火)
通院:10/24(水)
通院:10/26(金)
通院:10/28(日)
通院:10/30(火)
通院:11/3(土)
入院:11/22(木)~11/26(月)
通院:11/27(火)
通院:11/28(水)
通院:1/30(金)
通院:12/2(日)
通院:12/4(火)
通院:12/8(土)
※入院・通院の日程、通院回数など、試験スケジュールは変更の可能性があります
※入退院及び通院の時間は未定です

[健康診断期間]
10/1(月)09:30
10/1(月)13:00
10/2(火)09:30
10/2(火)13:00

[謝礼]
約35万円(詳細はお電話にて)

◆◆補足説明◆◆
※健診協力費別途3,000円支給
※実施施設の場所、謝礼詳細は確認電話の際にお伝えします

>>治験ボランティア/モニター登録